舞台に向けてぬいぐるみのお洋服を作るぞ!〜春休み回想録〜

今回は、私が春休みに作っていた「もちもちマスコット」というぬいぐるみのコスチュームの紹介です。

結構こだわって作ったので、過去の作品ですがせっかくなので紹介したいと思います!



まずは完成図から。

このぬいぐるみは『魔法使いの約束』というアプリゲームの「ムル」というキャラクターで、今回は、そのゲーム内に出てくる特別な衣装を作りました。

(詳しく説明すると、ゲームリリース以降一番最初のイベントである「欲望と祝祭のプレリュード」というイベントの衣装です!今回はそのイベントストーリーが舞台化されるため作りました。)


全体

着せてみるとこんな感じ

うしろ

まえ

前はボタンで留められるようになっていて、海苔巻きみたいなイメージで着せる形です。

襟部分にゴムを通して簡単に着脱できるようにする方法も考えたのですが、ゲームの世界観が中世ファンタジーなので、ボタンで止めることで少し古い時代の正装をイメージしました。


実際のゲーム内の衣装はこんな感じ。



〜制作回想録〜

ここからは作り方というか、こんな感じで進めたよ!という制作時の日記を書いていこうと思います。

制作時は記事にすることなど考えてもいなかったので、手順通りの写真があまりない!です!!作り方も我流で突貫工事のため、作り方を書いてはないです。日記です。


①ラフを描いてイメージする・型紙を作る

作る前に、まずラフを描きます。

本当はぬいぐるみは4匹あって、4つとも衣装を作ろうかと思っていたんですが、舞台当日まで時間がなかったため、4匹いる中でも一番推しのムルだけ作ることにしました。

4人いる中で2種類の衣装の形に分かれていたので、それぞれラフを描きます。今回作るのは右の燕尾服型の衣装です!

もう一つ、この衣装は帽子もかぶっているので帽子のラフも描きます。帽子は、型は全部一緒でしたが、デザインがそれぞれ違うので、どうやって作るのか考えた後に材料を書き出します。

型紙と材料です。

型紙はぬいぐるみに直接紙を巻きつけて取りました。人型の人形やぬいぐるみだとちゃんと調整して型紙を作らないといけないんですが、今回の「もちもちマスコット」は俵形(?)なのであまり細かく取らなくても大丈夫です。

材料は手芸屋と百均で揃えました。

布の素材はアムンゼン生地という素材で、細かいちりめんのような、高級感のある手触りの生地を選びました。

ベージュの記事は帽子にのみ使う生地で、生地自体にテクスチャがあった方が全体の緻密さも増すかなと思ったので、斜めにテクスチャのある生地を選びました。

帽子や衣装に使うリボンは幅の種類や色が豊富サテンリボン、その他装飾に必要なリボンも準備しました。



②帽子を作る

型紙に沿って芯を切り取り、布はもう一回り大きく、縫い代を残して切ります。芯地は、布では維持できない帽子の形を維持する役割で使用します。

イメージはこの図のような感じで、それぞれのパーツを縫い付けていきます。

装飾もつけて帽子は完成!

このキャラクター(シャイロック)の帽子は真ん中に細いラインが入っていたので、なみ縫いで可愛くアレンジをしてみました。

帽子はそれぞれ、4つ作りました。

帽子は、ゴムを帽子に縫い付けて簡単につけられるように、位置も調節しやすくできるようにしました。



③衣装を作る!

まずは型紙に沿って布を裁断していきます。

最初に燕尾服の外側部分から、リボンを手芸用ボンドで貼って模様を作ります。

次にフリルを縫い付けていきます。

襟と裾はあらかじめ1.5倍の長さで作っておいて、ギャザーを寄せてそのまま縫い付けます。

次に、この下に流れるようなフリルですが、ここが一番難しかった...。

あいにく、作った型紙を無くしてしまったので参考にしたサイトを乗っけておきます。

ちなみにこのようなフリルタイのことを「ジャボ」というそうです。


最後にリボンを作り、パーツなどをつけたら完成です!

黄色のストーンパーツは、色や光の反射にこだわった結果手芸屋さんで購入しました。

右が百均のストーン風シールで、右が今回使ったもの。




④現地に行くぞ

現地に行くぞ!!!!!😄と思ったら

前日に中止のお知らせが入りました。

ありがとうございました。


記念チケットの配布とグッズの販売はあるみたいだったので、記念に行ってきました。泣

記念撮影

記念チケットとパンフレット!本編は千秋楽ライブビューイングで楽しみました!

後日ソアリンにも連れていきました。



まとめ

今回の衣装作りは時間と材料費はあまり気にせず、クオリティを重視して制作したので良いものが作れたなーと思いますが、材料費を換算したら結構高くついたんじゃないかなと思います。(布など使用分だけならそうでもないかも?)

衣装については、『祝祭』という祭典のお話なので、全体的に上品なイメージで素材選びをこだわりました。フリルのひだも綺麗にできたのでよかったです。


三か月文庫

三ヶ月間書くので三か月文庫です。

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