視覚的にわかりやすいデザイン

「視覚的にわかりやすく、直感的に説明している」デザインということで、今回は人の目の多い外(公共の場)で探してみました。



1.自転車専用道路

まずは学校に行く途中の道で見つけた、自転車専用道路のピクトグラムと矢印。

最近、自転車の安全性の見直しから見られるようになった自転車専用道路ですが、自転車に乗っている人のピクトグラムで「自転車専用」だということと、青色の矢印が目立ちやすいため、自転車に乗っている人はもちろん、車を運転している人からも目立つ矢印で、

進行方向だけでなく、青色の矢印=自転車専用道路だという目印にもなっていると思いました。



2.電車の色分け

次に、電車の色分け。

電車にはさまざまな路線があるため複雑ですが、日本の電車は路線ごとに色が分かれているためとてもわかりやすいと思います。


遠くから見てもカラフルです。


私も今では迷わずに電車に乗ることができますが、小さい頃は路線が複雑で、「何色の電車に乗る!」と覚えて電車に乗っていました。

また、小さな子どもたちにだけでなく、単純に色で分けることで、言語の異なる海外の人にも直感的に理解できたり、私たちが案内するときも「この色の電車に乗って!」と、簡単に伝えることができると思います。


調べたところ、それぞれの路線の色の由来について詳しいことは不明だということでしたが、手線=、京東北線=水色、というように漢字の印象から色が結びついているような路線もあり、そのような路線は特に覚えやすく、視覚的・直感的な色分けになっているなと感じました。

この地図の下には路線の色も書かれています。

案内板にも


ちなみに東京近郊の路線は全部でこのように色分けされており、案内色と車体色でも少し違いがあるようです。




まとめ

「視覚的にわかりやすく、直感的に説明している」デザインは、多くの人に情報を誤差なく、まっすぐ伝えるために意識されたデザインなのではないかと思い、今回は人目の多い場所で探してみました。

見つけた二つのデザインはどちらもシンプルで、パッと見て誰にでもわかりやすいデザインだと思いました。

またこの二つの例は、どちらも安全性や間違いを防ぐためにされているもの、という共通点もあるのではと思いました。

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